本日は漢方 煎じ薬(センジヤク) についてのお話です。
現在は エキス剤として、たくさんの漢方薬が出回っています。持ち運びも簡単で手軽に服用できるようになりました。
でも昔は、ほとんどが煎じ薬だったんですよ。時間をかけて生薬といわれる草根木皮(ソウコンモクヒ) を湯で煮出します。
漂う香り(匂い)、煎じる時間… 全てがその人にとってのお薬でした。
また 煎じ薬のほうが、中に何が入っているのか視覚でも分かりますよね!
写真の煎じ薬の内容は、ほとんどが 植物の根っこや皮や 葉っぱなどなど…。
私達 人間の最期 灰になる時まで自然の力をお借りします… ってことは、やはり病気やケガ、私達の体は 自然の力じゃないと治せないんじゃないかな?と 思うのです。
なんだか、人間サマが偉そうにしていますが、まさに自然の一部分なのであります。
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